「サイコパスって、本人に自覚があるもんなの?」
心理学者マーサ・スタウト氏の著書「良心を持たない人たち」によると、アメリカの人口の4%にあたる人がサイコパスだとしている。一方、日本を含む東アジアでの割合は極めて少ないそうだ。
アメリカの臨床診断では、
「社会的規範に順応できない」「人をだます、操作する」「衝動的である、計画性がない」「自分や他人の身の安全をまったく考えない」「ほかの人を傷つけたり虐待したり、ものを盗んだりしたあとで、良心の呵責を感じない」
といった特徴に3つ以上該当するかを調べるという。
また、魅力や説得力が際立っているのが特徴で、
「一種のオーラとかカリスマ性を放つのだ。そのため彼らは、最初のうちは、まわりにいるふつうの人びとよりずっと魅力的でおもしろい人間に見える。ほかのだれよりも気さく、真剣、『複雑』、セクシー、楽しい、といった印象をあたえる」
と同書には書かれていた。
ネットではサイコパスを自称する片山被告について、「サイコパスって、本人に自覚があるもんなの?」「サイコパスというより自己顕示欲の強い中二病タイプかな」などの反応が出ている。