小学生のクラス全員が絶叫しながら頭を下げまくる動画が出回っている、とネットでちょっとした騒動になっている。朝礼の様子らしいが、まるでマインドコントロールの世界であり、ブラック企業を彷彿させるなどとし「閲覧注意」を呼びかけるブログもある。
小学生の指導に当たっているようにみえるのは2014年1月にNHK「クローズアップ現代」に出演した人物で、新興宗教のようなイベントを開催しているとして批判を浴びた過去があることも騒動を大きくしている。
「どこのブラック企業だ」「宗教かよ」とネット騒然
その動画は2014年5月6日に「ユーチューブ」に「小学校の朝礼がスゴすぎる!」というタイトルでアップされ30万回近く閲覧されている。担任と思われる女性が号令をかけクラスの生徒全員でじゃんけんをしてからこの「儀式」は始まる。生徒たちは「おはようございます」「やってやるぞ!」「やるときはやろう」「やったらできる!」「スーパーハッピー!」などと絶叫しながら凄い速さで頭を四方八方に下げまくり、足を踏み鳴らし、手を床に叩きつける素振りをする。そして女性が「今日のスーパーハッピーは、○○ちゃん」と一人の女子児童を指さすと、生徒たちは「ツイテル、ツイテル」と女子児童の周りに集まり、女子児童は「ありがとう!!!」と絶叫した。
ユーチューブのコメント欄には、
「子供にこんな朝礼させるとか気持ち悪すぎ、どっかの宗教かよ」
「ただようブラック企業臭」
「これ保護者は同意してるの?集団でのこういう行動は正常でない心理状況を作り出すって結論でてるでしょ」
などといったものが出ていて、この動画を紹介しているサイトでもマインドコントロールの世界、自己啓発セミナーのようなものを小学生にやってはいけない、といった意見が出ている。