アパレル大手の三陽商会は、英バーバリー社と結んでいた高級ブランド「バーバリー」のライセンス契約を2015年6月末で終えると、14年5月19日に発表した。三陽商会は1965年にバーバリーのコートの輸入を開始。70年から三井物産と組んでライセンス料を支払い、40年以上にわたって日本国内における「バーバリー」のアパレル商品の企画・生産し、百貨店を中心に販売してきた。
契約終了に伴い、三陽商会がライセンスで展開する「バーバリーロンドン」の婦人服と紳士服を2015年春夏シーズンで終了する。「バーバリー・ブルーレーベル」と「バーバリー・ブラックレーベル」は、2015年秋冬シーズン以降、バーバリーの名称を付けずに新たなサブブランドとして事業を継続する。