ザ・ビートルズの元メンバーで英国のミュージシャン、ポール・マッカートニーさん(71)が2014年5月17日、18日に国立競技場(東京・新宿区)での開催を予定していたライブが、本人がウイルス性の炎症にかかり、急きょ延期となった。
参加する予定だったファンから落胆の声が上がる中、音楽評論家の岩田由記夫さん(63)のツイートでネット上が騒然としている。ポールさんの体調不良の原因は「深酒」だったというのだ。
「かなり確かな筋から」ナンシー夫人不在で深酒との情報?
ポールさんの公演延期は、14年5月17日の開演直前に急きょアナウンスされた。この日は19日に振替公演を行うとの発表だった。
岩田さんのツイートが投稿されたのは、翌18日の16時頃だ。
「かなり確かな筋からの情報。昨日のポール・マッカートニー公演中止はナンシー夫人の来日が遅れポールが深酒をして体調不良になった為とか。老人の我儘、スーパースターの特権・・、幾らも理由付けられるが主催者側がポールの動向をしっかりと掴んでいればこんな騒ぎにならなかったはずだ。猛省すべしね」
このツイートに対してすぐに、他のツイッターユーザーから「デマです」「それはないでしょう」「ソースは?」など懐疑的なリプライが寄せられた。
そして18日の開演直前になって、この日の公演と19日の振替公演も「症状が回復しない」との理由で延期になってしまったが、この発表の後岩田さんはこんなツイートをしている。
「ポール・マッカートニー、本日は公演中止。月曜日の代替公演も公演中止。武道館、大阪公演を含めたアジアツアー全体が中止になる可能性もあるとの情報が入る。ポールは相当に精神的にショックを受けているとのことです。僕としても非常に残念ですが病気も精神的ショックもスーパースターにはつきもの」
これには「お前ほんま誰やねん…」「深酒からの手のひら返しが素晴らしい」「確かな筋からの情報は深酒で、精神的ショックは何からの筋なんでしょうか??ええ加減なことを言う人ですね!」と、批判的なリプライが寄せられた。
続いて岩田さんは、自身の発言に信ぴょう性を持たせるためか、
「確かな筋とはレコード会社、呼び屋さん、ファン・クラブ関係者などの知人です。スーパースターの公演にはドタキャンはどんな理由にしろつきものです。ただ、遠方からわざわざいらした方は本当にお気の毒です。主催者は当日券まで売ろうとしていたのだからポールの体調&精神状態は把握してた筈ですね」
とツイートしたが、「どこが確かな筋なのか?確かな筋とはポールの直属のスタッフや今回体調を見た医者位な物だろ??」「また聞きは確かな筋とは言えんな」「信用なくしましたね。二度と話してもらえないでしょう」など、さらに批判を呼ぶこととなってしまった。