お笑いコンビ「ドランクドラゴン」の鈴木拓さん(38)といえばテレビでのふるまいや「ツイッター」での発言に対し批判が殺到し、「炎上芸人」とまでいわれている。自らも「次回の炎上で会いましょう!」などと発言をしてきたが、今回は失敗だった。
鈴木さんは2014年5月13日にツイッターで、「修学旅行中の中学生に囲まれボコボコにされた」と明かした後に、実は怪我も傷もない、と明かし、事実上「嘘」をついたことを認めた。しかし「批判殺到」は起きず、「怪我がなくてよかった」といった声が多かった。
「しかしカワイイ中学生たちでした」
鈴木さんは5月13日昼ごろに、
「外でロケをしていたら修学旅行の中学生達に取り囲まれ押されたり殴られたり蹴っ飛ばされたりした。ボコボコNOW」
とつぶやいた。ネットでは一瞬、鈴木さんの身に危険が及んだとして緊張が走った。間もなく、「しかしカワイイ中学生たちでした」とツイートし、自分に暴力をふるった中学生を庇う自分の好感度が上がってほしい、などとおどけて見せた。
鈴木さんのツイッターのコメント欄には、
「それは通報していいレベルですよ」
「鈴木さんだいじょぶですかひどい、ほんとにひどい」
といった心配の声が挙がった。中学生に暴行されたとのツイートがネットのニュースになると、鈴木さんは、
「ボコボコNOWとツイートしましたが暴行とかそんな大きな話ではないです。軽くい感じで殴られたり蹴られた程度です。なにも怪我や傷はありません」
と弁解した。つまりボコボコにされたというのは「嘘」だったということだ。一連の発言はこれまでのように「炎上」を仕掛け、注目を集めたいという思惑があったのかもしれない。
鈴木さんは「炎上芸人」「炎上商法」と呼ばれ、何度もテレビでの振る舞いや「ツイッター」での発言で批判が殺到する事態が起きてきた。本人は炎上を意に介さないだけでなく、楽しんでいる節もあった。