2014年4月の景気ウオッチャー調査(街角景気)は、景気の現状を3か月前と比べた判断指数(DI)が、前月から16.3ポイント低い41.6に急落した。内閣府が5月12日に発表した。低下は2か月ぶり。比較可能な2001年8月以来、過去2番目の下げ幅となった。
消費増税後の駆け込み需要の反動による影響が、小売関連を中心にはっきりと現れたとみられる。
2~3か月後を占う先行き判断指数は50.3で、15.6ポイント上昇した。上昇は5か月ぶり。上げ幅は過去最高となった。夏のボーナス商戦を見据え、駆け込み需要の反動減やマインド低下の影響が薄れていくとの期待がある。