中国メディアがセブン-イレブンにネガキャン 食べ物用の流し台で「洗髪」報じる

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新華社通信「セブン-イレブンのダブルスタンダードに驚いている」

   この問題は、法制晩報の記事を追いかける形で複数の中国メディアが取り上げており、いずれも日本に批判的な論調だ。新華社通信は5月12日、ネット上の、

「国際的企業は、すべての店舗で同じ衛生基準を実行すべき」

といった声を紹介。記事では、この書き込みをした人について、

「セブン-イレブンのダブルスタンダードに驚いている」

と表現している。

   「北京商報」は5月12日、業界関係者の話として、

「日本や台湾では加盟店(フランチャイズ)がメインだが、コンビニの中国での発展は未成熟なので、合格する店主(加盟する人)は比較的少ない。出店を急ぐあまり、衛生管理が行き届かなくなったのでは」

と解説。コンビニのビジネスモデルの根幹でもあるフランチャイズ制度に疑問を呈した。

   中国メディアと日本企業をめぐっては、中国中央テレビ(CCTV)が14年3月にニコンの一眼レフカメラ「D600」について「画像に黒い点が映り込む欠陥商品」などとネガディブキャンペーンを行ったばかり。今回のセブン-イレブンについても、中国メディアの続報に注意する必要がありそうだ。

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