非常に仕事熱心で真面目、教え子からも慕われる そんな福岡県の小学校長がなぜ覚せい剤を

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20代、30代は年々減っているが、40代、50代は増える

   例えば13年2月にはインターネットで知り合ったさいたま市の小学校教諭ら教師2人を含む4人、45歳、47歳、43歳、39歳が覚せい剤を使った宴会を開いたとして逮捕された。同年9月には立教大社会学部教授(55)が覚せい剤使用の疑いで逮捕された。14年4月には小樽市立桜小学校教諭(38)が自宅で覚せい剤を使ったり、駐車場に止めた車の中に大麻約3グラムを所持していたりして逮捕され懲戒免職となった。報道によればいずれも真面目で熱心な教員だったという。そしてなぜか、年齢が40代、50代が多いのだ。

   テレビ朝日系「ワイドスクランブル」(14年5月12日放送)では、今回の春日市小学校校長の覚せい剤事件に関連し「中高年に蔓延する覚せい剤問題」の特集を組んだ。警視庁の「平成25年の薬物・銃器情勢」調査を用いて、20代、30代の覚せい剤使用は年々減っているが、40代、50代は増えていて、特に50代が目立って増えていると紹介した。コメンテーターの元厚労省麻薬取締官・牧野由紀子さんは、覚せい剤は一般の人がいきなり手を出すことは不可能であり、きっかけとしては歓楽的な場所に出入りしたり、覚せい剤を所持している人が身近にいるような場合に誘惑に引っかかる、と説明した。

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