「任天堂は同性愛嫌悪企業だ」
ところが任天堂は、こうした運動には左右されないという宣言とも取れる声明を出したようだ。
「トモダチライフにおいて、任天堂はいかなる社会的な主張もするつもりはない」
「このゲームの人間関係のオプションは、現実世界のシミュレーションというよりは楽しい仮想空間を表現するものだ。このゲームが社会的な主張をするものではなく、ただこっけいで奇特なゲームということを理解してほしい」
などとメールで述べたと、CNNやロイターが報じている。
この声明に対し、海外のネットユーザーからは「おいおい任天堂さんよ、同性愛の排除は立派な社会的主張だろうよ」「社会的主張しないってんなら何で同性愛を認めないの?政治的な理由なの?」「任天堂はどうやら最も同性愛嫌悪しているゲーム会社のようですね」など、強い反発の声が上がっている。
日本のメディアもこの騒ぎを報じ、「時代の急激な変化に完全に遅れてしまっている事例…」「これ以上問題が大きくなる前に、方針撤回するのが一番な気がします」などと書き込まれている。
ちなみに日本で13年4月に発売された「トモダチコレクション 新生活」では、発売当初男性キャラクター同士で子供ができるケースが報告されたが、翌月のアップデートで修正された。