米ウォルト・ディズニーが2014年夏、日本の国民的アニメーション作品「ドラえもん」の全米放映を始めると5月9日、日本経済新聞電子版などが報じた。米国向けの販売権を持つテレビ朝日が英語吹き替え版の放映で合意したという。
報道によると、子供向けチャンネル「ディズニーXD」で計26話を放送する。英語版はテレビ朝日や藤子・F・不二雄プロなど日本側3社が米国のスタジオに委託して制作する。現地の文化や習慣に合わせてストーリーの一部を変更するほか、のび太は「ノビー」、ジャイアンは「ビッグG」、タケコプターは「ホプター」になるなど、一部の登場人物や道具の呼称も変わるという。
「ドラえもん」はすでにアジア圏をはじめ、ブラジル、ロシア、スペインなど35の国と地域で放送されている。