日本人のクルーズ旅行者、過去最高の23万人 13年に10%増

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   2013年の日本人のクルーズ旅行利用者数は、前年比10%増の23万8200人と、18年ぶりに過去最高を更新した。国土交通省が、クルーズ船社や旅客船事業者、船舶代理店、旅行会社、全国の港湾管理者などへの調査を実施し、2014年4月25日に公表した。海外に向かう外航クルーズの伸びが目立った。割安なツアーも増え、利用者のすそ野が広がっている。

   外航クルーズ乗客数は、13年6月に「ふじ丸」が運航を停止したものの、外国船社による日本発着外航クルーズが本格化したことから、調査を始めてから過去最高となる13万8100人(前年比14.8%増)となった。

   方面別では欧州とアジアがそれぞれ4割強を占めた。3~7日泊程度の比較的短いクルーズが増えたことを反映し、平均宿泊数は7.4泊と1.9泊少なくなった。

   また、日本発着の外航クルーズを利用する外国人数について、初めて調査したところ、日本発着の外航クルーズを利用する外国人数は6000人だった。

   一方、日本発着の外航旅客定期航路を利用した日本人乗客数は、円安などの影響によって、前年比45%減の18万5000人となった。

   国内クルーズの利用者は4%増の10万100人と、15年ぶりに10万人台を記録。平均宿泊数は2.9泊と前年並みだった。

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