超常現象や疑似科学などの「トンデモ本」を批判的に扱う団体「と学会」の会長を務めていたSF作家の山本弘氏が、2014年4月11日付で会長を引退、同会からも脱退した。30日のブログで明らかにした。
「詳しい事情は外部には話せませんが、一言で言えば『きつくなってきた』ということです」「近年はただ楽しいだけじゃなく、嫌なことも多くなってきて、ストレスがたまってきてた」
と理由を説明している。今後も疑似科学ウォッチャーとしての活動は「超常現象の懐疑的調査のための会(ASIOS)」で継続する意向で、その他ノンフィクション本も出してくという。