5月3~6日にも展示
ただ、今年10月から横滑り防止装置が義務化されるのに対応するのが難しく、トヨタからのエンジン供給も終わることから、光岡自動車は4月23日に生産打ち切りを発表した。都内で記者会見した光岡社長は「製作から14年、光岡の(飛躍の)足がかりのきっかけとなった」と振り返り、「これからもわくわくどきどきさせるような車を作っていく」と述べた。
これを受けてネット上では、「残念だ」「独特なスタイルは永遠」「大手メーカーにも作って欲しい独創的なボディラインだった」と終幕を惜しむ声が相次いだ。
5台限定の「ファイナル オロチ」はトヨタから供給される3.3リットルのV型6気筒ガソリンエンジンを搭載し、最高出力は233馬力となっている。ボディカラーは紫の「不夜王」、白の「ゴールドパール」の2色で価格は1270万円。4月末の展示に続いて5月3~6日には日本橋三越本店で、クラシカルなデザインで根強い人気を誇る「ビュート」をベースにした同本店とのコラボレーションカー「ビュート ミヤビ」(限定20台発売)とともに展示される予定だ。