ディズニー映画「アナと雪の女王」が世界中で大ヒットしているが、インターネット上では、ファンが劇中歌を口パクで歌う「エアミュージカル」動画が話題になっている。
YouTube上には自作動画がいくつも投稿され、中には口パクとは思えないほど完成度の高い作品もある。
なりきりすぎて運転そっちのけ?
2014年4月29日時点で観客動員数1000万人を突破するなど、日本国内でも快進撃を続けている「アナ雪」。注目は何といっても本編にたっぷり盛り込まれたミュージカルナンバーの数々だ。とりわけ主題歌の「Let It Go ~ありのままで~」は、「頭から離れない」「中毒性がある」「思わず口ずさんでしまう」と好評を博している。
だが、ファンのお気に入りは「Let It Go」だけではない。YouTubeでは劇中歌の一つ「とびら開けて(英題:Love is an Open Door)」が一際注目を集めているのだ。ファンらが投稿している「エアミュージカル」動画に使用されているためで、YouTube上には同楽曲を使って「口パク」パフォーマンスを披露している自作動画がいくつも投稿されている。
「とびら開けて」はヒロインのアナとハンス王子が意気投合し結婚を誓うデュエット曲で、男女の甘い掛け合いが楽しめる。中でも美男美女のSam&Nia夫妻が3月10日に投稿した作品は、再生回数が1100万回を超えるほどの人気ぶりだ。車を運転しながら撮影しているとは思えないほどの出来ばえで、キャラクターになりきって、台詞のタイミング、表情、身振りまで完璧に表現している。夫が演技に熱が入ってハンドルから手を放したり、後部座席の子供が退屈そうにしていたりといった部分も視聴者に受けているようだ。