「千の風になって」が沈没事故の追悼曲になり韓国で大ヒット 収益を遺族に寄付したいが、大半が日本に流れる?

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収益はどのように配分されるのか

   韓国の経済誌「マネートゥデイ」の4月28日付けの電子版によれば、韓国国内のインターネット上で「千の風になって」が売れれば売れるほど、ほとんどのお金が日本に流れていくだけなのではないか、といった議論が起きているというのだ。それは日本の曲であるとともに作詞作曲者が日本人だからという理屈だ。

   収益はどのように配分されるかについて「マネートゥデイ」は、通常ならば音源の製作者が44%、実演家(歌手など)6%、音源サービス会社40%、権利者(作曲家・作詞家・編集者) 10%で、イムさんと所属事務所が寄付する部分は、イムさんの歌唱の6%と、所属事務所の44%になると書いている。「マネートゥデイ」の取材に対しイムさんは、

「純粋な気持ちで寄付しようとしているのに、こうした議論が起きることは胸が痛いだけ」

などと落胆しているという。

   日本では「千の風になって」が追悼曲に選ばれたというニュースに対し、日本が救助に向かうことを断った韓国のくせに、韓国のオリジナル曲ではなくなぜ日本の曲を選んだのか意味不明だ、などといった疑問がネット上に出ていた。

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