認知症で線路内立ち入り事故、遺族の賠償分を減額 名古屋高裁判決

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   認知症だった愛知県の男性が線路内に入って電車にはねられ死亡した事故を巡り、JR東海が遺族を相手取って損害賠償を求めた訴訟の控訴審判決が2014年4月24日、名古屋高裁であった。長門栄吉裁判長は、男性の妻と長男に請求通り約720万円の支払いを命じた一審判決を変更し、妻にだけ約359万円の支払いを命じた。

   報道によると、判決では、長男には保護義務はなかったとして、JR東海の請求を棄却した。

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