テレビ朝日の視聴率が急落、大丈夫か 社長交代を目前に控え「暗雲」が漂い始めた

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6月には朝日新聞社出身の新社長が就任

   また、社長交代による体制の変化も予定されているため、さらに今後の視聴率が不安視されている。

   09年に就任した現社長の早河氏はテレビ朝日では初となる生え抜き社長。社員の意気も上がり、豊富な現場経験を足場に、さまざまな改革をして万年4位だった視聴率を押し上げてきた。新社長には従来の慣例通り朝日新聞社の出身者である吉田慎一氏が就任する。6月下旬の株主総会と取締役会を経て、持ち株会社「テレビ朝日ホールディングス(HD)」と放送事業会社「テレビ朝日」の社長となり、早河氏は両社の会長兼最高経営責任者(CEO)に就く。吉田氏は記者時代に2度も新聞協会賞を受賞したことで知られ、長く編集部門の責任者を務めてきたが、テレビ経営に関与するのは初めてだ。

   早河氏としては高視聴率を維持したままバトンタッチしたかったとみられるが、「暗雲」が漂う始める中で、テレビ経験のない朝日新聞出身の社長になって2013年度のような高視聴率を取れるかどうか注目が集まりそうだ。

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