楽天No.2國重副会長が「一身上の都合」で突然退任 原因は不適切交際?週刊新潮が「愛のメールと証拠写真」報じる

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   楽天の國重惇史副会長(68)が「一身上の都合」を理由に、2014年4月22日付で突然退任した。

   今年1月に就任したばかりということもあり、インターネット上ではさまざまな憶測を呼んでいたが、24日発売の「週刊新潮」にはその「都合」とおぼしきスキャンダルが掲載された。

「挿入しなければ不倫にならない」

   週刊新潮(5月1日号)は「楽天No.2『國重副会長』愛のメール春夏秋冬」と題し、4ページにわたって國重氏の「不適切交際」を報じた。記事によると、國重氏は約1年前から43歳の専業主婦と交際し、自宅マンションやホテルで逢い引きを続け、海外出張にも同行させていたという。

   交際女性の話によれば、昨年11月、女性は痴話喧嘩をした後、國重氏から暴力を振るわれた。後日、女性が頭を丸めて反省を示すよう求めると、それに応じたそうで、記事には丸刈り姿となった國重氏の写真も掲載されている。

   誌面では他にも、國重氏が女性に送信したとされる「今夜、3階(編注:國重氏のマンション)でHして明日の朝もHして、(中略)京王プラザかどこかでHするのもいいね」といったメール文面や、裸で抱き合っているとみられる濃厚なキス写真も紹介。國重氏本人も同誌の取材に対して写真は本物だと認めている。

   ただし、肉体関係については「彼女に挿入したってことはない。一度もない」と否定し、「僕の理屈では挿入しなければ不倫にならない」と語った。また、女性とメールのやりとりは、愛し合うふりを楽しむ「ごっこ」だったとも釈明し、女性が証言している「妊娠」についても反論している。

子会社の会長、取締役も同日付で辞任

   國重氏といえば、楽天の「ナンバー2」として金融面を取り仕切り、長らく三木谷浩史社長(49)を支えてきた人物だ。もともとは住友銀行(現三井住友銀行)の出身で、99年に楽天証券の前身である「ディールジェイディレクト・エスエフジー証券」の社長となった。04年3月に楽天の常務執行役員となり、14年1月からは副会長を務めていた。

   エリート街道をひた走ってきた國重氏が、就任からわずか4か月足らずで副会長職を退くこととなっただけでも驚きだが、加えて楽天銀行の会長職、楽天証券、楽天カード、楽天インシュアランスプランニング、楽天生命の取締役職も22日付で辞任。現在務めているのは、傘下のケンコーコムの社外取締役のみのようだ。

   「一身上の都合」の詳細について、楽天の広報は回答していない。そのため、インターネットでは発表当時から「楽天って三木谷さんに諫言できるのって国重さんぐらいしか居なかっただろうに」「三木谷さんと衝突でもしたのかな?」「まったくコメントできないというのは、良くない理由なんだろうな」などとさまざまな意見が出ていた。週刊新潮の記事がどこまでが真実かは分からないが、誌面によると、写真やメールは女性が同誌に提出したものだという。唐突な退任発表とタイミングが重なるだけに、ネット上では驚きの声が上がっている。

   ちなみに楽天は2006年に「週刊新潮」の発行元である新潮社を名誉棄損で訴えたことがある。楽天のTBS株取得に関するインサイダー取引疑惑などについて、東京地検特捜部が三木谷社長らを事情聴取しているなどと同誌が報じたためで、2010年3月に和解が成立した。

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