顔のたるみを取り除く美容医療を受け、術後も顔に強い痛みが残ったなどとして、20~50代の女性患者13人が2014年4月23日、品川美容外科などを運営する医療法人社団「翔友会」に計2400万円の損害賠償を求める訴えを東京地裁に起こした。
朝日新聞の報道などによると、原告らは12~13年にかけて、特殊な糸を使って皮ふのたるみを除去する「フェースリフト術」を受けた際、頭痛などの合併症が出る可能性について十分な説明がなかったにもかかわらず、術後に痛みや脱毛などの合併症が生じたと主張している。
翔友会は「合併症の可能性について事前に説明し、納得してもらっている。患者を誤解させるような事前説明は行っていないと確信している」などとコメントし、争う構えを示しているという。