2ちゃんの真意はよく分からないことが多い
また、小田嶋隆さんも、韓国が日本の救援申し出を断ったことがネットで邪推されているという見方を示した。しかし、これは声をかけるのが普通であり、断るのも「お前の助けなんていらねえよ」と言っているわけではないと説明した。今は取り込んでいて、それどころではないということだとして、邪推するような書き込みは残念だと漏らした。
これに対し、竹山隆範さんは「内容がちゃんとしたことを知らずにね、勝手に自分の理解だけで」といい、赤江珠緒アナも「何にも生まれないのにね、そんなこと言ってもね」と同意を示した。小田嶋さんは、スナックの片隅でこぼしていたような陰口を大っぴらに言って共有できる場ができてしまったことが問題だ、と発言をまとめていた。
確かに、当時の2ちゃんスレをみると、「おめでとう!竹島泥棒の船が沈んだな」「どんどん死んでくれw」「謹んでご冥福をお祝い申し上げます」といった書き込みは見られた。一方で、「ザマアって言うなよ」などと発言をけん制するようなものから、「一人でも多く助かるといいけど」「日本政府はさっさと救援隊を出さんかい」といった声もあった。また、酷いことを言っているのは「工作活動」だなどとする指摘もあり、発言の真意はよく分からないことが多い。「ざまあみろ」と言っているのか微妙な発言もあり、何割かといった割合を計算するのは難しいようだ。
小田嶋さんの発言について、ネット上では、「残念だがこれも現実」と理解を示す声もあるが、疑問が多く上がった。「7割がざまあみろ」だという根拠が示されていないという批判が上がったほか、「匿名掲示板はそういうモン」「良くも悪くも本音が出る」といった指摘も出ていた。