浅香光代「お相手」の大物政治家は誰だ! ネットで詮索、盛り上がる

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   60年前、20代で知り合った既婚の大物政治家の子どもを出産したことを告白した女優の浅香光代さん(86)の「お相手」は誰なのか――。インターネットが盛り上がっている。

   「元総理大臣」「総理大臣になり損ねた」「浅香さんより30歳年上」「S氏」「重鎮」といった情報を手がかりに、ネット雀たちがあれこれと詮索して……

「アイムソーリー」、総理になり損ねた人でした

   浅香光代さんに「隠し子」が発覚したのは、2014年1月。「婦人公論」(2月7日号)で、自ら告白した。浅香さんは芝居一筋で男性には奥手だったというが、20代のころ、妻のいる大物政治家と恋に落ち、その男性との間に2児をもうけた。

   その事実をこれまで隠してきた理由を、「当時は役者が政治家の子どもを産んだとなると、先生の地位にキズがつく。先生が好きだったから言いたくなかった」と明かした。

   一方、息子たちには「父親は飛行機事故で死んだ」と話してきたが、60歳を超えた長男から父親について尋ねられ、「総理になれそうだったけどなれなかった政治家」であることを打ち明けたという。

   4月14日には、映画「8月の家族たち」(18日公開)の公開直前イベントに出席。このときは「父親は総理大臣?」との問いに、「そうです」と認めながらも、イベント後に行われたテレビ朝日系の「グッド!モーニング」の取材では、「総理大臣になるところだった人」と訂正。「私の言い方が悪かった。アイムソーリーです」とダジャレではぐらかした。

   とはいえ、イベントでは「福田赳夫さんが旦那とか言われたり、違います」と過去の報道を否定しながらも、「順番にやっていくと名前が出てくるし、まあ、いいじゃないですか」と、煙にまいた。

   そんななか、インターネットでは「じゃあ、いったい誰なの?」と、くすぶり続けていた「お相手」さがしに火がついた。

「息子さんは鈴木善幸に似ているよ。元総理という情報を信じるとすれば、その可能性が高いね」

   鈴木善幸氏は1911(明治44)年生まれ。1928(昭和3)年生まれの浅香さんは17歳年下だ。総理経験者であることや、30歳近い年齢差があるという情報に照らすと、ちょっと違う。

「吉田茂は割と遊び人だったみたいだけど。後妻も元芸者だよね、たしか」
「ナンバー2といえば金丸信。名前もSだし」
「すべての既出情報にマッチするのは『二階堂進』でしょう」

と、かつての大物政治家の名前が好き勝手に飛び交っている。

佐藤栄作元首相、川島正次郎・元副総裁、椎名悦三郎元外相…

   これまでの手がかりを整理してみよう。

「大物政治家は故人」
「自民党の重鎮」
「イニシャルはS」
「総理大臣になり損ねた人」
「国会キス事件の直後に泉山三六元蔵相から紹介されていることから、1948年12月~49年ころの政治家」
「浅香さんより30歳くらい年上(1898年ころの生まれ)」

   さらにネットでは、2013年9月15日放送の日本テレビ「誰だって波乱爆笑」に出演した浅香さんの発言から、「郵政大臣に直接文句を言える存在」であると分析。また、女性セブン(2014年2月13日号)によると、浅香さんの知人の証言として「Sは名字ではなく、下の名前のSで、長く自民党のナンバー2に君臨していた」と伝えている。

   2014年4月14日には、「福田赳夫元首相ではない」ことがわかった。

   前述に加えて、あがっている名前は、佐藤栄作氏や川島正次郎氏、椎名悦三郎氏……

   佐藤氏は、ノーベル平和賞に輝いた。初当選は1949(昭和24)年だが、総理に就いている。川島氏は自民党の元幹事長で、初の副総裁。戦前からの国会議員だが、昭和20年代は公職追放で政治家歴に空白がある。

   椎名氏は元外相。ロッキード事件で退陣した田中角栄元首相の後継をめぐり、大平正芳氏、福田赳夫氏といった大派閥の領袖ではなく、少数派の三木武夫氏を新総裁に選出した、「椎名裁定」のその人だが、初当選は1955(昭和30)年だ。

   ほかにも、自治相・農相を務めた周東英雄氏や、通産相・外相・衆院議長だった櫻内義雄氏に瀬戸山三男建設・法・文相などの名も取りざたされるが、いずれも「総理になり損ねた」という人ではない。

   いろいろと名前はあがっているが、もちろん、どれも推測でしかなく、名前があがった人の関係者のなかには迷惑千万と怒っている人も多いことだろう。

   そんなわけで、今後の浅香さんの発言に、注目したい。

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