「上司との飲み会」は「仕事」 新入社員の6割超が答える

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   仕事終わりに「ちょっと一杯」と誘われて、いざ街へ。上司との飲み会は社会人にとって重要なイベントの一つだ。しかし、それは「好きだから」行くのか、はたまた「仕事だから」行くのか、部下の気持ちをはかりかねている上司も多いのではないだろうか。

   宝酒造(京都市)が新社会人を対象とした意識調査を実施したところ、実に6割を超える新入社員が上司との飲み会を「仕事」の延長と認識していることが分かった。共同通信などが伝えた。

   調査は、外部の調査会社を通してインターネット上で実施された。新社会人189人と、5年以上会社で働く上司の社員197人に対し「なぜ上司の飲みの誘いに応じるか」「なぜ部下が誘いに応じると思うか」とそれぞれ質問した。

   上司からの飲み会の誘いに応じる理由(複数回答)を新入社員に聞いたところ、最も多かった回答が「酒を飲みに行くのも仕事」で61.9%、次いで「上司や先輩の考え方を知りたい」が49.2%だった。

   一方で上司や先輩に、若手社員が飲み会の誘いに応じる理由を聞いたところ、「(若手社員が)酒を飲む雰囲気が好きだから」が53.8%で最多だった。「酒を飲みに行くのも仕事」答えたのは31.0%で、新社会人とは約2倍の開きがあった。上司からの飲み会の誘いを若手社員が断っても「仕事に影響しない」と答えた人の割合は、上司や先輩で61.3%だったのに対し、新社会人は26%だったという。「上司との飲み会」に対する世代間の意識差が改めて浮き彫りとなった。

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