「STAP細胞」問題の小保方晴子氏が2014年4月14日に弁護団を通じて、「記者会見に関する補充説明」の文章を発表した。小保方氏は第三者がSTAP細胞の作製に成功したと先日の会見で述べたことに関して、「迷惑がかかってはいけないので、私の判断だけで、名前を公表することはできません。成功した人の存在は、理研も認識しておられるはずです」と主張した。
これに対し、理研側は同日、「細胞の多能性マーカーが陽性になる段階までは確認した研究者がいることは認識している。しかし、これはSTAP細胞があったかどうかを結論付けるものではなく、STAP細胞があると言えるものではない」とコメントした。