あえての「共感できない状態」
この温度差は演出などではなかったようで、本間アナのブログでも、
「佐渡さんの微妙な表情からも分かるように、途中から何とも言えない空気が漂い始めます」
と、収録中は2人がひたすらノイズの世界に戸惑う「共感できない状態」(大友さんの番組中の発言)だったことが明かされている。
また番組スタッフブログによれば、大友さんは佐渡さんに「分からないものに変にいいね、って同調しないで下さい。そんなに共感される音楽ではないので」とも伝えていたそうだ。
ある意味「放送事故」すれすれの内容を、しかもスタジオの「共感できない状態」も含めてあえてそのまま放映した番組に、「やっぱ題名のない音楽会は懐が深い!」と、視聴者からは感嘆の声が上がっている。