「ミキティ」の愛称で親しまれている元フィギュアスケート選手の安藤美姫さん(26)が、実は「ミキティ」と呼ばれることを嫌がっていたことが分かり、ネット上でちょっとした話題になっている。
2014年4月10日放送の「ダウンタウンDXDX スキャンダル大暴露!男と女の内部告発祭り開催」に出演した織田信成さん(27)がトークの中で明らかにした。
ミキティ嫌なら「メケテー」で…
「芸能界 タレコミ 内部告発」のコーナーで、安藤さんから「私のことをネタにしすぎ」との告発文が織田さん宛てに届いた。曰く、織田さんは安藤さんのことを名前ではなく「メケテー」と呼ぶそうで、ディズニーキャラクターの「スティッチ」のぬいぐるみに向かってメケテーと呼びかけたり、安藤さん関連のネタをメールで送ってきたりと、安藤さんを「いじる」ことがよくあるそうだ。
こうした扱いに対し、安藤さんは「そんなナルくん(織田)のことはグッドフレンドと思っていますが、もう少し女性としての扱いと、名前くらいちゃんと呼んで頂けないでしょうか」と訴えた。
すると織田さんは釈明に回り、「メケテーって言い始めたのも、そもそもは安藤さんが、ミキティというのは嫌だと言ってたんですよ。私はミキティじゃないっていう風にずっと言ってたから」と、安藤さん自身が「ミキティ」の愛称を嫌っていたことを明かした。
司会の松本人志さん(50)が「(品川庄司の)庄司の嫁かと思われるしな」と、同じく「ミキティ」と呼ばれている庄司智春さん(38)の妻で元モーニング娘。の藤本美貴さん(29)に触れると、あながち間違っていなかったのか織田さんは「いや、本当に」と続ける。「それで(安藤)本人は、私はミキティじゃないっていう風に言ってらっしゃたので、ちょっと変えて、ニュアンス的にはミキティっぽく『メケテー』みたいな感じで…」と語った。「メケテー」という愛称は、安藤さんの気持ちに配慮した織田さんなりのアイデアでもあったようだ。
熱心なファンは「ミキティ」と呼ばない
安藤さんはファンから「ミキティ」とツイッターやフェイスブックで呼ばれることも少なくない。それだけに、織田さんの話にはインターネット上でも「そっか、嫌だったんだ」という驚きの声や、「藤本美貴が本家だからな」と納得する声が上がった。
だが、ミキティと呼ばれることについては、安藤さん自身も違和感を口にすることがこれまでに何度かあった。今年1月15日放送の「笑っていいとも!」(フジテレビ系)では、「ミキティ」の名付け親であるニュースキャスターの安藤優子さん(55)と話す中で、「慣れない」とコメントしていた。
テレフォンショッキングに出演した安藤優子さんが、電話口で「初めて知ったんですけど、私が『ミキティ』って言ったの?」と確認すると、「そうです!安藤優子さんから番組で『ミキティ』と言っていただいて、それから『ミキティ』になりました」と回答。自覚がなかった安藤優子さんは驚きながらも「『ミキティ』というのは気に入って頂けておりますか?」と聞くと、安藤さんは「まだ慣れないです」と正直に告白した。「でも、『Y』ってつくのは可愛いって意味ですから、可愛いミキちゃんということで…」とのフォローも空しく、安藤さんは「もう、歳も歳なので…26歳になりました」と返した。
3月2日放送の「加藤浩次の本気対談!コージ魂!!」(BS日テレ)では、「周りにミキティと呼ぶ人がいなかったので、違和感はありました。誰だろうって(笑)」と話していた。安藤さんの中では「藤本美貴=ミキティ」だったため、呼ばれ出した当時は地元・名古屋でミキティと呼ばれても、勘違いしてしまったほど。加藤浩次さんから「でもファンの方に呼ばれたら、嫌な顔できないでしょ?」と聞かれると、「すごく応援してくださっているファンの方はミキティって呼ばないんです。(嫌がっていることを)知っているので。街でお声掛けくださる方はミキティと言うので、違和感はあります」と苦笑気味に明かした。