グーグル、駅関連施設の図面も閲覧可能に 流出は130か所超?

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   米グーグル社の無料メール共有サービス「グーグルグループ」で、JR東京駅とJR新大阪駅の商業施設の平面図が一時公開状態になっていたことが2014年4月11日、分かった。10日には中部国際空港と新千歳空港の平面図が公開状態になっていたことも明らかになっていた。

   東京駅では、駅構内にある商業施設「グランスタ」と隣接ビルの地下1階の図面が2012年7月から今月まで公開されていた。グランスタでは中央配線室や機械室、各店舗の売上金を入れる入金機室などの位置が載っていた。平面図は施設を運営するJR東日本のグループ会社がグーグルの地図作製用に提供したものだった。また、新大阪駅では駅ビル「メディオ新大阪」2階の図面が公開されていて、大阪府警鉄道警察隊分駐所の取調室などの位置が示されていた。

   いずれも鉄道の安全にかかわる施設は含まれておらず、運航の安全に影響はないという。

   なお、読売新聞(電子版)は12日、グーグル日本法人が地図やメールのやりとりを公開状態にしていた交通施設や商業施設は130か所以上になると報じ、ららぽーと豊洲(東京都江東区)や、イオンモール橿原(奈良県橿原市)などの設計図が公開されていたとしている。

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