「事実示さないと証言信用できない」と科学者たち 小保方会見に「あきれた声」が目立つ

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ヤフー意識調査では36%が「納得した」

   ヤフーの意識調査では、「小保方リーダーの会見に納得?」という問いに対して12万票近く集まっている。そのうち43.4%が「納得できなかった」と答える一方で36.3%が「納得した」と回答。理研の調査委員会が「研究不正」だと認定した行為をめぐる議論以外の論点で小保方氏を擁護する声も出ている。

   元理研脳科学総合研究センター研究員の尾崎隆氏は この点を念頭に、

「海外からの冷たい視線を横に、日本では筆頭著者がかわいそう&許してあげて世論攻勢を受けてSTAP論文も研究チームも存続。そしてSTAPと"RIKEN edit"(捏造する)の俗語とともに、日本のサイエンスは沈没する。めでたしめでたし」

と、皮肉った。パデュー大学の木原大亮准教授は

「あんま意味ないと思うけど世間的にはアピールしたと思う 泣いたし 反省したし でも理研には文句言わない健気な姿勢をみせたし」

と、会見には世論の同情を買う効果があったとみている。

   東大理学部のロバート・ゲラー教授は、今後の展望を示した。

「来る解雇に対しての法廷闘争の環境準備。今日の会見はこの側面でわりと成功した」

   弁護団は小保方氏の行為が理研の規程で定める「捏造」「改ざん」の定義に当てはまらないと主張しており、処分にいたるまでのプロセスの不当性を世論に印象付けることに成功したとみているようだ。

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