累計発行部数3000万部以上で海外でも大人気のマンガ「進撃の巨人」がアニメ化に続き、実写映画化される。主演は三浦春馬さん(24)で、2014年初夏にクランクインし15年に公開される予定だ。この話題に関し、お笑いタレントの有吉弘行さん(39)のラジオでの発言がネットで批判を浴びることになってしまった。
人気マンガが実写化されると決まって「イメージが違う」などとキャスティングにケチを付ける「バカ」が出てくるからキャストがかわいそうだ、という内容で、ネットでは理解していないのは有吉さんの方であり、配役にケチを付ける前に「そもそも実写化など望んでいない」というのだ。
「バカがよ~。うるせぇんだよ!!ケチ付けるなよすぐ」
有吉さんは14年4月6日放送のJFN系列のラジオ番組「有吉弘行のSUNDAY NIGHT DREAMER」で、「進撃の巨人」の実写映画は見たいけれども、ファンの多いマンガが実写映画になった場合、そうとう大変なことになる、とした。三浦さんや出演者はマンガに出てくる様々なキャラを担当するが、
「あいつは(イメージと)違う、こいつ違うって言うんだよ。バカがよ~。うるせぇんだよ!!ケチ付けるなよすぐ。ケチ付けたからって何なんだよ!?」
などとキレてみせた。ケチ付けている奴らは自分が主役になって自分のパソコンで「映画」を作ってろ、大学の映画研究会みたいなことをやっていろ、とも語った。
「進撃の巨人」の実写映画化では巨額の製作費を投入し、「ガメラ」シリーズなどで有名な樋口真嗣監督がメガホンをとる。さらに三浦さんなど人気俳優も起用する。映画はマンガとは別物なのにもかかわらず、マンガのファンはイメージを引きづって世界観や配役などにケチを付け完成した作品を冒涜する。それは許せない、ということらしいのだ。
しかし、こうした有吉さんの主張にネットではマンガ、アニメファンから様々な激しい批判が出ている。
「原作ファンが実写化を望んでたならこの言い分も通るけど、実写化なんて誰も微塵も望んでないわけで、勝手に外野で金儲けに使われてボロクソの評価受けるだけなんだもの」
「そうじゃねえよ、『作るな』て言ってんの」
「有吉くん違うの・・・ファンが金払ってきたから映画化されたの。先にファンが金払ってたの」
「悔しかったら実写化で成功作品連発して見ろよ。失敗作品連発してるから説得力ないんだよ」