ソチ冬季五輪で2つのメダルを獲得したノルディックスキー・ジャンプ男子の葛西紀明選手(41)が2014年2月に結婚していたことが4月7日、明らかになった。
お相手は札幌市内に住む29歳の一般女性、怜奈さん(旧姓・張磨)。「レジェンド」のハートを射止めた怜奈さんは、葛西選手の姉からも絶賛される魅力的な女性のようだ。
ネットで「嫁」立候補盛り上がった裏で…
葛西選手がプロポーズをしたのはソチ五輪の男子個人ラージヒルで銀メダルを獲得した2月15日の夜のこと。怜奈さんに国際電話をかけ、メダル獲得の報告とともに「おまえしかいない。結婚しよう」とプロポーズした。その後の団体戦では銅メダル獲得に貢献し、自身初の五輪メダルを2つ抱えて20日に帰国。婚姻届は、葛西選手の誕生日(1972年6月6日)と同じ「ぞろ目」にこだわって2月22日に提出したという。
葛西選手の結婚についてはソチ五輪期間中にもメディアから質問が飛んでいて、自身でも「(2018年の)平昌五輪までに結婚して、子供にも勇姿を見てもらいたい」などと口にしていたが、「予定はない」とも話していた。そのため、インターネット上では、ファンが続々と「嫁」に名乗りをあげるなどして盛り上がっていたが、その裏で葛西選手は、心に決めた大切な女性に結婚を申し込んでいたのだった。
報道によると、2人は2010年のバンクーバー五輪後、知人の紹介で知り合ったそうだ。葛西選手は「初めて気を使わなくてもいい相手だった」と親しい人物に話していたという。ソチ五輪に向けた過酷な減量も、怜奈さん特製の野菜がたっぷり入ったスープで乗り越えた。また、怜奈さんはタイ古式マッサージの資格を持っていて、疲労回復のサポートもしてもらっていたようだ。