視聴者「まねしろって言いたいのって疑ってしまう」
これらの番組は身近な物で爆発物が作られてしまうという恐ろしさを伝えたかったのかもしれないが、視聴者は不快感を抱いたようだ。
ツイッターでは、「模倣犯の増産ご苦労様です。ってホントにバカだな…」「あんな身近な材料で作れるなんて衝撃だし、何回もじっくり見せるなよ。まねしろって言いたいのって疑ってしまう」「これを見た人は、『誰でも、何処でも出来る爆弾爆発』と感じたでしょう」など、「詳しく紹介することで作ってみる人が現れるのでは」という指摘が多く上がっている。
爆弾の作り方を紹介するテレビ番組は、13年4月に発生した「ボストンマラソン爆破テロ事件」の際も放送されていた。この時使われたのは「圧力鍋爆弾」で、モーニングバード!が作り方を詳しく説明、NHKでは作り方を紹介したウェブサイトを大きく取り上げていた。
当時テレビ朝日はJ-CASTニュースの取材に対し、「番組に対するご指摘は、今後の放送に生かしてまいりたいと考えます」と回答していた。