業績は、ネットやメディアのトップ企業に匹敵?
グループ会社としては、動画配信やDVD・CDのレンタル事業などを手がける「DMM.com」やFX事業の「DMM.com証券」のほか、デジタルコンテンツの配信やネットワークソリューションを提供するDMM.com Labo、石川県加賀市にあるDVD・CDなどのプレス・アッセンブリ業務やレンタル、物流事業を手がけるケー・シー(KC)、「月刊DMM」やアダルト雑誌などの出版社、ジーオーティー(GOT)がある。
ところが、DMM.comのホームページを見ても、同社の事業内容や財務状況に関しては開示がない。直近の業績について、J-CASTニュースが聞いてみたが、「一切開示していません」と、突っぱねられた。
ビジネス情報誌エルネオス4月号などによると、DMM.comは「総帥」である亀山敬司氏が1980年代後半にレンタルビデオ店を開業。アダルトビデオの製作にも乗り出したという。「グループ全体で売り上げ1000億円、利益は200億円弱」で、ネットやメディアのトップ企業に匹敵する規模と推定している。
ちなみに、グループ会社のKCは売上高(単独)を開示していて、2011年7月期で105億円(前期比1.3%増)だった。