俳優の蟹江敬三さんが2014年3月30日、胃がんのため亡くなった。69歳、東京都出身。劇団青俳を経て、演出家の蜷川幸雄さんらと劇団「現代人劇場」「櫻社」を旗揚げ。解散後は個性派俳優として活躍した。
昨年にはドラマ「あまちゃん」(NHK)で主人公の祖父を熱演。ドキュメンタリー番組「ガイアの夜明け」(テレビ東京系)のナレーションは放送開始から12年間担当していた。「ガイアの夜明け」WEBサイトには4月4日、
「今年初めから体調を崩されていましたが、亡くなる2週間前まで、気丈に仕事を続けていらっしゃいました」
と追悼文が掲載された。なお5日放送のドラマ「おとり捜査官・北見志穂 “幸福の絶頂”美女連続殺人!」(テレビ朝日系)が遺作となる。