従軍慰安婦の強制性を認めた1993年の「河野談話」作成に関わった石原信雄・元官房副長官は2014年4月2日、参院統治機構調査会に参考人として出席し、「談話を出すことで、韓国側が一応の区切りをつけると言っていた」などと証言した。
石原氏は、「河野談話を発出することで、韓国側も『過去の問題に一応の区切りをつけ、未来志向で行きましょうと言う条件ができる』というふうに言っていた。我々もそれを信じて談話を出した」と述べた。また、「事務方が文案を作る過程で、韓国側がいろんな要望を言っていると耳にした」と話し、作成過程で韓国側から要望があったことも明らかにした。