女優・タレントの松居一代さん(56)が雑誌の「資産10億円」報道を否定した。芸能人の資産否定といえば、たいてい「そんなに持っていない」というものだが、どうやら松居さんの場合は反対のようだ。
松居さんは「資産たった10億円だったら悲しすぎ」と語り、投資やプロデュース商品からのロイヤリティーで得た莫大な利益で、アメリカ進出を考えているのだという。
「正しいところもありましたが、間違っているところも多々」
松居さんの保有資産が報じられたのは、2014年3月19日発売の「週刊文春」。「資産10億円の家事アドバイザー松居一代が高級会員制ホテルで大顰蹙」の見出しで、投資家の一面も持つ松居さんの豪遊ぶりを伝えている。
文春によれば、松居さんは不動産関係に億単位の投資を行い、アベノミクス効果や東京五輪決定によって莫大な利益を得た。昨年の儲けは「マンション五戸分」で、夫の船越英一郎さん(53)が3年前に購入したマンションが約2億円だったことから、資産は「十億円近いのでは」と算出している。
文春には松居さんへの突撃インタビューも掲載。自宅を訪れるとインターホン越しに、
「そちらには意地悪なことばかり書かれているので、お話ししません!」
と一蹴されたと書いている。
この報道に松居さんが4月2日、ブログで反論した。記事には「正しいところもありましたが、間違っているところも多々」あるという。インタビューについては、インターホンを幾度となく鳴らす執拗な取材に「もうすこしで警察にお電話をして助けていただこうかと思ったくらい」だったと振り返った。
見出しの「資産10億円」については、
「毎朝、4時には起きて 仕事をしている私ですよ。まったく遊ぶことも飲むこともなく、ひたすらお仕事をしている私です。それが、資産たった10億円だったら悲しすぎでしょう???」
と否定。「記事にされるのであれば、もっと良く調べてくださいよ」と文春に忠告し、今後は正しい数字を書くよう求めている。