スマホ情報で願望や妄想がエスカレート
川越警察署はガールズバーで働いていた女児について、
「親の教育がなっていなかったというのが一番だが、本人はお金が欲しくなり好奇心からガールズバーを選んだようだ。色んな情報がスマホを通じて入ってきて、願望や妄想がどんどんエスカレートした結果なのではないか」
と考えている。
この「LINE」、子供にとって無料でしかも手軽ということが魅力なのだが、これを使ったことで犯罪に巻き込まれたりイジメが起きたりといったニュースが増えている。13年6月には新潟市内で、当時22歳のホストが小学6年生だった女児を強姦したという容疑で逮捕された。2人は交流サイトで知り合い「LINE」で連絡を取りあっていた。広島県呉市の山中で高等専修学校の女子生徒が13年6月に殺害された事件では、元同級生の少女(16)が「LINE」で友達の悪口を書き込まれたから殺したと供述した、などと発言し衝撃が起きた。
愛知県刈谷市では、イジメや犯罪に巻き込まれないように14年4月から中学校小学校生徒のスマホ使用を21時以降は原則禁止にしようという呼びかけが行われた。親にスマホや携帯を預けることで「LINE」などの使い方を考えてもらおうという試みになっている。