消費税引き上げ対応戦略、工夫こらす マックなど「看板商品」値下げする外食店も

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すき家は牛丼並盛りを10円値下げ

   看板商品を値下げするのはマックだけではない。牛丼チェーンのすき家も並盛りの価格を10円下げ、270円とした。可処分所得が目減りして低価格志向が強まると見て、あえて値下げすることで客数を増やしてトータルの収益を確保したい考えだ。増税分として10円上乗せして290円で販売する松屋や、牛肉の質を高めながら20円上乗せして300円とした吉野家とは価格戦略が分かれた。

   さらに、ファミリーレストラン大手のサイゼリヤでは299円の「ミラノ風ドリア」など主力メニューの価格を据え置いた。また、コンビニのファミリーマートではサンドイッチ用の食パンの材料や製法を見直して、値段を変えずに約5%ボリュームをアップさせるなど、各社がお客を取り込もうと工夫をこらしている。

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