「浪速乃闘拳(なにわのとうけん)」の異名を持つプロボクシングの亀田興毅選手(27)が2014年4月1日、「浪速乃闘拳」を引退するとブログで語った。
しかし1日がエイプリルフールであることから、ネットでは嘘だろうとの見方が強い。またプロボクシングからの引退ではなく、「浪速乃闘拳」の引退と書かれていることから、愛称を返上するだけという見方もある。
「引退は全く考えてないって言うたら嘘になる」
亀田選手はブログ冒頭、「時間の経つのって早いなぁ」と自らの半生を回顧。17歳のプロ入りから、19歳で世界チャンピオン、24歳で3階級制覇するなど、「ここまで思った通りにきてて、俺のボクシング人生は順調過ぎるぐらい順調にきてる」と振り返った。
今年プロ入り10年の節目を迎え、「なかなか退き際、辞めどきって難しいもんで、何をきっかけに、どこをきっかけに辞めるのか…」と悩みを打ち明ける。ボクシングを始めた時には辞めることを考えるどころか、そもそも「考える必要もなかった」という。
しかし今年で28歳を迎え、「引退は全く考えてないって言うたら嘘になる」と語る。ボクシングは好きなので続けたいが、「正直まだまだ出来る気持ち」と「いつ辞めてもいいって気持ち」が入り乱れているそうだ。