「優勝」浅田真央の会心の演技は、「私たちへのお別れ」のメッセージ? ネットで心配する声も

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   フィギュアスケートの世界選手権・女子フリーが2014年3月29日、さいたまスーパーアリーナでおこなわれ、浅田真央(中京大)が138.03点で1位となり、合計216.69点で優勝した。2位はソチオリンピック5位のユリア・リプニツカヤ(ロシア)、3位はソチオリンピック銅メダルのカロリナ・コストナー(イタリア)が続いた。

   浅田が世界選手権で優勝するのは4年ぶり3度目。ショートプログラムでは世界歴代最高となる78.66点をマークしていた。ソチ五輪6位の雪辱を果たした形だ。

プルシェンコ「私たちのスポーツを次のレベルまで導いてくれた」

   今大会で、浅田はショートを含め2回のトリプルアクセルに挑戦。フリーでは回転不足の判定を受けたが、トリノ五輪の金メダリスト・エフゲニー・プルシェンコ選手はツイッターで「浅田真央、3回目の世界チャンピオンおめでとう。2回の美しいトリプルアクセル、とても誇りに思う」と英語でコメント。つなぎや構成が重視されがちな採点傾向の中で、高難度のジャンプに積極的に取り組んできた同志として、「私たちのスポーツを次のレベルまで導いてくれてありがとう」とたたえた。

   ネット上でも、一般の人からも、「金メダルおめでとう。 そして、ありがとう」と祝福したり感謝したりする感想が相次いでいる。

「真央ちゃんの足元にも及ばないが、私もこれからの4年間、精一杯努力してみようと思った。そういう気持ちにさせてくれて、ありがとう。」
「ソチのFPによって、ここ何年も真央ちゃんに失われていた自信がやっと取り戻せたんだなあと実感したワールドでした。何にも揺るがない『究極の浅田真央』が完成して、しかも日本で披露してくれた。胸が一杯です。ありがとう真央ちゃん」
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