ベネッセホールディングス(HD)は、2014年6月21日付で日本マクドナルドホールディングスの原田泳幸会長(65)が会長兼社長に就く人事を、3月27日に正式発表した。福武総一郎会長(68)は最高顧問に退く。福島保社長(61)は代表権のある副会長に就く。
記者会見で原田氏は「ビジネスにおける人生最後の集大成にする意識で臨みたい。それぞれの事業を連携させることで相乗効果を生み出す」と抱負を語った。
原田氏は13年6月からベネッセHDの社外取締役を務めており、4月1日付で取締役顧問として業務を始める。一方、3月25日付で日本マクドナルドHDの会長兼社長兼最高経営責任者(CEO)から代表権のない会長に退いた。会長職にはとどまるが、「99%はベネッセに時間を割く」という。