羽生の演技直前に響いた「愛してるー!」 ユヅリストの行き過ぎ応援にフィギュアファン怒る

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「影響したとは思わない」は羽生選手の優しさ?

   演技後の声援ならば問題ないが、演技直前に声援を送る場合は慎重になる必要がある。選手は名前を呼ばれてから1分以内に演技を始めなければならず、それまでは精神を集中させている。今回、羽生選手はショートプログラム後のインタビューで「(大歓声は)聞こえていたけど、(演技に)影響したとは思わない」と話し、ミスは過信と気の緩みのせいだと振り返ったが、直前は無音状態となるのが理想的であることは間違いないだろう。

   そのため、テレビで中継を見ていた人たちからは「愛してる―!」をはじめとするファンの行動に対し、

「フィギュアファンはあのタイミングで声援は送らない」
「演技入るんだから静かにしろよ。羽生くん可哀想に」
「キャーキャー言いたいだけならお家でやってほしい」
「演技開始直前の静寂を壊した非常識女どもは大いに反省しろ」

といった声が噴出している。

   尾木ママこと教育評論家の尾木直樹さんも「『ユヅ~愛してる~』なんてパリの散歩道(編注:ショートプログラムの楽曲)流れる演技直前に叫んじゃダメ!」ブログで怒りをあらわにする。「聞こえたけど影響されたわけじゃない。自分が許せません 羽生君はファンをかばって自分責めています…でもそんな結弦君にファンは甘えてはいけないと思います!!」として、ファンのモラル向上を願った。ショートプログラムのトップは町田選手で、羽生選手は3位となった。3月28日のフリーでは、ファンの節度ある応援が求められる。

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