「女子はパンツが食い込むことありますか?」 浦安市の公式ツイッターにトンデモ発言

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   千葉県浦安市の公式ツイッターに2014年3月26日夜「女子はパンツが食い込むことありますか?」といった意味不明なツイートが2件書き込まれた。

   自治体や企業の公式ツイッターの中には独自に設定したキャラが毒舌を吐いたり、ネタを披露したりするなどフレンドリーなものもあるのだが、浦安市の場合はこれまで至極真面目に自治体からの告知や、インフルエンザなどの注意を呼びかけるものばかりだった。市は不正アクセスの可能性も視野に入れ早急に究明したいと話している。

「スカートめくりはそんなにありません」

   浦安市の公式ツイッターにいきなり現れた意味不明なツイートは「スカートめくりはそんなにありません」「女子はパンツが食い込むことありますか?」の2件。「女子はパンツ~」のつぶやきにはヤフーのQ&Aサイト「知恵袋」のハッシュタグとリンクが張られていて、そのリンク先は2010年5月7日付けの質問で、今回のツイートと全く同じ質問が掲載されていた。3つの回答がありベストアンサーに選ばれたのは、

「よくあります。ぽりぽり。学校ではみんなにわからない所で直してます(笑)下着によって食い込みやすいのとそうでないのがありますね」

というものだった。これは9万7665回閲覧されている。

   浦安市市役所の広報広聴課に話を聞いてみると、このツイートが出たのは14年3月26日午後9時55分と59分で、市の職員が発見し削除したのが10時10分、書き込まれてから約10分後だったという。すぐさまツイッターで、

「先ほど2件ほど不正にアクセスされてツイートされたと思われるものが確認されました。そのツイートは公式のツイートではありません」

と報告した。

市はパスワード変更

   市の広報によれば、午後10時といえば帰宅している時間であるため職員の誰かが書き込んだものではないとして「不正アクセス」の可能性をツイッターで伝えた。とはいってもまだ犯人が分からないだけに職員が誤って書き込んだ可能性が絶対ないとはいえず、「疑惑」を晴らす意味からも「犯人」を突き止めたいとしている。不正なツイートを発見してすぐにパスワードを変更したためそれ以降の「侵入」はないそうだ。

「みなさまをお騒がせして本当に申し訳ないと思っています。本当にお恥ずかしい限りであり、市にとってもイメージダウンの何物でもありません。早急に調査を進めて原因を究明し処置を図りたいと思います」

と話している。

   今回の件はネットでも話題になっていて、

「本当に不正アクセスだったのかなあ?怪しいなあ」
「ツイッターの担当者が間違いに気づいた時、クソ焦ったんだろうなと思うと笑える」

などといったうがった見方も出ている。

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