日本航空は2014年3月26日、主に欧米線の大型機で提供している機内無線LAN(Wifi)サービスを中型機にも拡大すると発表した。
JALは12年7月、国際線向けWifiサービスを大型機のボーイング777-300ER型機に導入。成田-ニューヨーク、ロンドンといった路線で人気を呼んでいた。14年度からは、これを300ERよりもやや小さい777-200ER型機、中型機の767-300ER型機、787型機にも順次導入する。欧米路線に加えて、東南アジア路線でも導入される見通しだ。
787のビジネスクラスはフルフラットに
国際線の座席もグレードアップする。現在、777-300ERと767-300ERについてはビジネスクラスの座席を、背もたれが完全に水平になる「フルフラット」型に取り換えを進めている。14年度からは、787型機についてもフルフラット型の導入を進める。植木義晴社長は、
「この結果、欧米線だけではなく、中長距離の東南アジア線、ホノルル線のビジネスクラスもすべてフルフラットまたはシェルフラット装着機材で運航することになる」
と話した。