中田議員、NHKバラエティは「低俗」 ネットでは異論、反論相次ぐ

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インターネット上でも以前から好意的なコメントが多い

   一番に挙がった「ケータイ大喜利」は、生放送中に出題される大喜利形式のお題に視聴者が携帯電話から回答を投稿する、視聴者参加型のバラエティ番組だ。司会を今田耕司さん、投稿紹介を千原ジュニアさん、審査委員長を板尾創路さんが務める。投稿作品を紹介しながら進行するシンプルな内容だが、大喜利自体は長寿バラエティ番組「笑点」(日本テレビ)でもおなじみで、ラジオ番組の投稿企画の定番でもあり、幅広い年代が親しみやすいものだ。実際、2005年から続き、インターネット上でも以前から好意的なコメントが多い。なお、放送は土曜(第1~第3)の深夜で、同じ深夜枠の番組の中では他局と比べても比較的「地味」なものといえる。

   三宅裕司さんが一流俳優陣と組み、一夜限りのコントを披露する「コントの劇場」(毎月最終金曜放送)、旬の話題を盛り込んだコントを人気芸人らが演じる「七人のコント侍」(金曜放送)も、ネット上では好評だ。特に「コントの劇場」は公開収録している番組で、手のこんだ本格的なコント番組として定評がある。中田議員が問題視するような「ドタバタ暴れて人の頭を叩いて笑いを取る」だけの内容とは言いがたい。また、両番組はBSプレミアムで放送されているもので、NHK総合では、同じ22時からの時間帯にスポーツニュース番組「サタデースポーツ」を放送している。

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