「お堅い」「暗い」―そんなイメージを持たれがちな日本共産党で、今「アイドル」「キラークイーン」ともてはやされているのが、吉良佳子参議院議員(31)だ。フレッシュさに加え、「脱原発」「ブラック企業根絶」など主張を貫くブレない姿勢もあり、熱狂的な支持者を抱えている。
そんな吉良議員が、共産党のイメージを根底から覆すような行動を見せた。「公衆の面前で彼氏とイチャイチャ」をスクープされ、ツイッターでは「交際宣言」までしてみせたのだ。
駅ナカで20分キス、男の耳甘噛みする一幕も
吉良議員は高知県出身で、父親は共産党高知県議・吉良富彦氏という、いわば「共産一家」だ。
2013年7月の参院選で東京都選挙区から立候補し、70万票を超える票を得て3位で当選した。共産党にとって、選挙区選で議席を確保するのは12年ぶりという快挙だった。
積極的に情報発信を行っているツイッターは約1万7500フォロワーを抱え、共産党内では小池晃副委員長、志位和夫委員長に次いでフォロワー数3位を誇る。支持者からは日々応援や鼓舞の熱烈なリプライが寄せられ、共産党の看板娘と言ってもいい人気者だ。最近では14年3月21日、安倍晋三首相の「笑っていいとも!」(フジテレビ系)出演に抗議し、官邸前の「安倍首相は辞めていいとも!」コールに参加した。
そんな吉良議員の「スキャンダル」を、3月26日発売の「週刊新潮」が報じた。「所構わず公園で 駅で 公道で 男とキスする女性マルキスト 共産党アイドル『吉良佳子議員』の革命的接吻」というかなり力の入った見出しが付いている。
3月21日から23日の3連休、同世代の共産党員の男性と連日逢瀬を重ね、初日は電車に乗り込む直前に駅のホームで「熱烈キス」、最終日には公道で「路チュー」、駅構内でも20分近くに及ぶキスの嵐。男性は吉良議員の胸に手を添え、吉良議員が男性の耳を甘噛みするような一幕もあったという。それらの場面が「証拠写真」付きで記事になってしまった。