西アフリカでエボラ出血熱大流行か ワクチンなし、致死率最高で90%の恐怖

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アフリカ旅行後カナダに帰国した男性が「発症」

   外務省によると、2012年10月現在のギニアの在留邦人数は30人、また日本に滞在しているギニア人は2012年で314人となっている。日本旅行業協会の「数字が語る旅行業2013」には、日本人の目的地別海外旅行渡航先が掲載されているが、ギニアは2007年に64人と少ない。2008年以降の統計は記載されていないが、日本との間で大勢の人の往来が頻繁にある国ではなさそうだ。

   だが油断は禁物。米CNN(日本語版)は3月25日、カナダの保健当局が、西アフリカ・リベリアから帰国した男性がウイルス性出血熱とみられる症状で重体となっていることを発表したと報じた。エボラ出血熱に感染した疑いがあるという。現地を訪問した人が帰国時にウイルスを持ち込む危険性は、カナダ以外でも起こり得る。

   ギニアではエボラ出血熱の大流行の恐れが高まっている。「対岸の火事」と考えず、不必要な渡航を控えるなど用心するに越したことはないだろう。

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