「私語や野次、居眠り」横行、「遅刻や途中退席」日常化 東国原氏が国会議員の「あり得ない実態」明かす

富士フイルムが開発した糖の吸収を抑えるサプリが500円+税で

与野党問わず居眠り常態化

   この特集から15年以上経つ今でも、状況はほとんど変わっていないようだ。時事通信のウェブサイトの写真特集には「眠る?国会議員」と題したコーナーまであり、国会議員が本会議で居眠りしているように見える写真が40枚近く載っている。古いものは中曽根康弘元首相や小泉純一郎元首相の時代までさかのぼるが、比較的新しい13年1月の写真では自民党の石破茂幹事長、高村正彦副総裁がターゲットに。キャプションでは「お休みの様子」と説明されている。野党も同様で、「衆院本会議で安倍晋三首相の所信表明演説を聞く民主党幹部。みなさん、お疲れの様子」とキャプションがついている13年1月の写真では、少なくとも原口一博元総務相や枝野幸男元官房長官が目を閉じている。民主党が政権を担当していた10年6月の写真には、「衆議院本会議で、菅首相の所信表明演説のさなか居眠りし、職員に起こされる仙谷由人官房長官」というものもある。与野党問わず居眠りが常態化していることが分かる。

   居眠りや私語の他に批判の対象になっているのが、携帯電話のマナーだ。東国原氏によると、一部の国会議員には「対面で話している最中に携帯が鳴ったら、それに出る」という習性があるといい、東国原氏は「最も許せない」と憤っている。

「しかも『ちょっとすみません』等も無く。会話している途中にである。あり得ない」
1 2
姉妹サイト