就職人気ランキング、実は30年前と「変わらない」 安定、高給の金融、総合商社が上位占める

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総合商社は就職人気だけではなく、社員自身の満足度も高い

   総合商社の人気も着実に復活している。トップ10に丸紅が入り、伊藤忠商事や三井物産、住友商事も前年よりもランクアップした。

   ただ、総合商社や金融機関が上位、という点では30年前とほとんど変わらない。1984年の上位をみると、文系では東京海上火災保険(現・東京海上日動火災)や三菱商事、サントリーが、理系では日本電気や日立製作所、ソニーが、それぞれトップ3を形成。文系はトップ10のうち、総合商社と金融機関が7社を占め、理系は電機大手が上位7社までを独占していた(就職情報研究所調べ)。

   前出の石渡嶺司氏は、「総合商社は昔も今も人気ですが、その理由の一つは、間口が広いことがあります。取り扱う商材が多種多様なので、いろいろな人材を求めています」という。もちろん、「経営の安定性」や「高給」の魅力は、昔も今も変わらない。

   週刊ダイヤモンド(2014年3月8日号)の「待遇の満足度ランキング」によると、総合商社は「学生の就職人気だけではなく、社員自身の満足度も高い」としている。

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