「チーム・バチスタ」作者が本屋大賞を痛烈批判 書籍の売り上げ低下傾向に拍車を掛ける?

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ネットでは書店員などから反発する声

   さらに海堂さんは、2014年の本屋大賞候補作を一切読まず、「文学的価値とまったく無関係」にメディア露出や書店員のツイッターだけで結果を予想し、

「これでもし私の予想が当たったら、本屋大賞は文学作品の素晴らしさというよりもむしろ『書店員の人気投票』という側面の方が大きい文学賞だと言っていいと思います」

と皮肉った。

   これに対してネットでは書店員などから反発する声があがり、

「頼むからさ…。本屋大賞についてあれこれ的はずれな事を言うのはやめてほしい、いいかげん。たぶんわからないんだろうな、あの賞がいかに画期的なものなのか」
「書棚に立てておいてある本は、平台に置いてある本より軽視されているわけではなかろうよ? 本屋大賞もノミネートされていないからって軽んじられてはないと思う」

といったツイートが出た。

   一方で海堂さんの意見に賛同する声も多く

「読者であるところの私としてはコピー云々はともかく最近の本屋大賞の候補作ってもう既に売れてる本じゃん!とは常々思ってました。もうその本紹介せんでもええやんと」
「正直ライト層を呼びこむだけの当たり障りない軽い本が並んでるだけで、この大賞の本を読んで、どっぷり本の虫になるって感じではないですよね」

という書き込みがされている。

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