舛添知事、選挙中のネガキャンに反論 「私は日本人」「外国人、投票したければ国籍取得を」

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「北京抜きでは、アジアの大都市のネットワークは完成しない」

   周辺諸国との関係については、

「残念ながら歴史的解釈や尖閣諸島の問題で、外交はほとんどブロックされている。外相でも首相でもないが、少なくとも東京都知事として何かできるはず」

として改善への意欲を見せた。中でも課題としているのが、アジアの主要都市が危機管理や環境問題、産業振興といったといった共通の課題に取り組む組織「アジア大都市ネットワーク21」(ANMC21)だ。ANMC21には、ソウル、台北、マニラ、ハノイ、ジャカルタ、デリー、バンコク、ヤンゴン、クアラルンプール、シンガポールといったアジアの国・地域の首都や主要都市が加盟しているが、北京は台北との関係を理由に脱退したという経緯がある。舛添氏は北京を復帰させたい考えを強調した。

「北京抜きでは、アジアの大都市のネットワークは完成しない。おそらく、石原慎太郎元知事のリーダーシップではいくつかの問題が起こった。自分の代では、大きな任務のひとつが北京をこのネットワークに復帰させること。できるだけ早く北京に行きたい」

   訪中時には、2020年の東京五輪に向けて、08年の北京五輪開催で得られたノウハウや教訓を吸収したい考えだ。

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