専門家「預けざるを得ない方もいる」
病児保育のNPO法人「フローレンス」代表理事の駒崎弘樹氏もツイッターで「やむにやまれず、預けざるを得ない方もいるのです。様々な子育て環境にある方がいることに、想像力を働かせて頂けると幸いです」と、苦しい状況に置かれた親たちへの理解を求める。
また、「今回の個人シッターマッチングサイト事件で構造的に重要なのは、なぜ人は個人シッターマッチングサイトを、高リスクにも関わらず、使うのか、という点。それはシッター会社を通すより安いから。なぜ安いか。品質管理コストが掛かってないからだ」と指摘。「政府はこれまでベビーシッターに対し、ニーズが増加しているにも関わらず、ほとんど補助してこなかった。それが個人間私的契約市場を生み出すことに繋がったといえる。待機児童問題だけでなく、多様な保育を支えるためにも、社会的投資が必要だ」と語った。